ハワイ島旅行記 5日目(その2)
今日(8月13日(火))はハワイ島滞在中のメインイベントの一つ。マンタツアーの日です。
今回はマンタツアーの詳細をお伝えしたいと思います。
マンタ見学ツアーとは
マンタはトビエイの仲間で、世界最大のエイです。サメの仲間でもあるそうですが、尖った歯はなく、人を食べることもありません。トゲも毒なく、安心して見学することができます。
こんな生き物です。テレビで見たことありますよね?
ハワイ島コナの周辺にはナンヨウマンタという種類のマンタが住んでいて、ボートに乗ってマンタを見に行くツアーが人気です。
マンタは小さなプランクトンやオキアミを食べます。昼は海を回遊しながら食事をしているのですが、夜になるとプランクトンが光に集まるのを知っており、光のある所にプランクトンを食べに来るので、それを待ち構えて観察するというツアーです。
私の参加したツアーは、夕方くらいに集合して、ボートに乗船。その後キレイなサンセットを見ながら、30分くらいかけてマンタのポイントまで移動。
マンタのポイントにはLEDライトが付いたサーフボードみたいなのが浮かんでいます。サーフボードの周りには手すりがあり、そこに捕まりながら海中を観察。
こんな感じですね。
観察時間は約30分~40分くらい。
その後、再びボートに乗船して、港に戻るという流れでした。
私が参加したのは、イルカ大学とかのツアーで有名な会社の「マンタ大学 夜学部」というツアー。
9歳の子供も参加したのですが、足がつかない深さでのシュノーケリングが未体験ですので、ちゃんとサポートしてもらえるよう日本語対応のツアーを探し、こちらにしました。ツアーの中には、少し高齢の方もいらしたのですが、我が家の娘にも、高齢の方にもしっかり対応して頂けて、非常に良かったと思います。
集合~出発まで
マンタツアーは、17:30にホノコハウハーバー(Honokohau harbor)集合です。本日、我が家は昼食後にカハルウビーチパークでシュノーケリングを楽しみ、その後ウォルマートで時間をつぶして、集合場所に移動しました。
事前に連絡されてきた集合場所の地図(下の写真)を頼りに、無事到着。下の写真左下の黄色いフェンスの場所はマンタツアーの集合場所です。
ここでマンタツアーに参加するにあたり準備するものなどを説明します。
<自分で準備するもの>
- 水着(事前着用。現地には更衣室がなく、着替えられそうな場所は公衆トイレくらい。)
- タオル(マンタツアー終了後に体をふくため)
- ウィンドブレーカー(ツアー終了時は夜なので、少し寒いです。)
- 現金(現地で追加レンタルがある場合の支払い、チップなどで40-50ドルくらいあれば安心。)
<ツアー料金に含まれるもの>
- 救命胴衣(ライフジャケット)
- シュノーケル器具
- ツアー終了後の温かい飲み物、スナック
あと、有料となりますが、ウェットスーツのレンタルも可能です。
30分-40分程度、海の中に浮かんでいるので、体温を奪われて寒くなってしまう人もいるとのことで、「なるほどなー」と感じた妻と娘はウェットスーツをレンタルしました。ウェットスーツのレンタル料、大人10ドル、子ども5ドル也。
私は自前のラッシュガードのみ。私の名誉のために言っておきますが、レンタル料をケチったのではなく、己の肉体を信じているのです!
我々は使いませんでしたが、度付きの水中眼鏡も希望すれば貸してもらえるようです。
中国人のおじさんが使ってました。
そうこうしている間にぞくぞく人が集まり、だいたい20人弱くらいになりました。
日本人と中国人です。
全員が同じグループではなく、日本人チームと中国人チームに分かれるらしく、船も違うようです。中国人の方たちは、集合場所から少し離れた所に船があるらしく、一足先に出発していきました。
我々のグループのガイドをしてくれるのは、ハワイ在住の日本人女性。明るく感じの良い方です。
簡単にツアーの流れを説明してもらったのですが、今回、いつもの船(上のマップ右下の船)はメンテナンス中で使えないということで、別の船をレンタルしているとのことです。しばらく待つと、その船がけん引されて運ばれてきました。
なんとミリタリーボートです!
みんな、「おー」って感じになってました。
そして、こんな感じでボートを海におろします。このトラック、迫力ありますね。
ガイドさん曰く、通常の観光用ボートよりもスピードが出るので、普通ならマンタのスポットまで30分くらいかかる所、このボートなら20分くらいで行けるとのこと。
後で調べたのですが、こういうミリタリーボートに乗るアトラクションのツアーもあるので、おまけでこういうボートが体験できるのはラッキーです。
いよいよボートに乗船。こんな感じです。
一番手前の人と後ろでボートに足をかけている人はボートの操縦をしてくれる人です。
さて、こちらのボート。椅子がありません。
背もたれと手すりがあるだけで、背もたれに体を預けて立つ感じです。ぶれてますが下の写真のような感じです。
マンタウォッチングポイントまで
さて、それではいよいよ出航!
湾内ではゆっくりボートが進みます。その間にガイドさんがマンタの生態やシュノーケリング中のポイントなんかを説明してくれました。
注意事項としては、「ぜったいマンタは触らない!」。毒があるとかではなく、マンタが弱ってしまうから。それくらいマンタが近づいてくるということですね。楽しみです。
ボートが湾の外に出ると、一気にボートが加速。揺れが激しくなります。
ボートが波にぶつかると、ボートが一瞬ジャンプしたような感覚で、ちょっとした絶叫マシンに乗ってる感じです。
みなさん、ワーワー、キャーキャー言いながらはしゃいでました。(当然、我が家も。)
こんな感じです。
本当は動画を撮りたかったのですが、心配性の娘は危ないからと、撮らせてくれません。
「マジメか!」
途中、ハワイ島に大きな虹がかかっていました。ハワイに来て初めて虹を見ましたが、大きくてキレイです。
そして左手にはきれいなサンセット。
最高のクルージングです。
そして、いよいよマンタ見学のポイントに到着。
もう少しで日が暮れそう。
場所はシェラトンホテルの近くです。下の写真の中央に見えているのがシェラトンンホテルです。この辺りにマンタが住み着いているのだとか。
我々の他にもたくさんのボートが集まっていました。
さて、いよいよマンタウォッチングです。
マンタウォッチング
ガイドさんがプランクトンを集めるための照明やボードなんかを準備してくれて、いよいよ海にダイブです。
みんな海に入り、いよいよ我が家の番。娘は「こわい」と海に入るのを躊躇していました。そりゃ、こんな深いところに飛び込むのは怖いよねー。
ガイドさんが気づいて、手を差し伸べてくれたので、娘も意を決して海へダイブ!
いやー、安心しました。やはりこういう時は日本語が話せるガイドさんが重要ですね。そして私も海にダイブ。
水面からサンセットを撮ってみました。他のツアーのボートがたくさんいますね。
そしてこれからマンタウォッチング開始です。
水中の様子はこんな感じ。
水中に漂っている細かい粒々はプランクトン。これをマンタが食べに来るはず。
たまに、こんな感じで小魚が来ます。
ボードの手すりをつかみながら、ぼ~っと海に漂う感じ。
小学校のプールの授業でならった「ふしうき」の感じです。体の力を抜いて、視線は海底、もしくはややお腹より。
すると体や足が水面に浮いてきます。
待つこと5分から10分くらい。どこからかマンタがやってきました。
音もなく静かに滑らかに泳いでいます。
すると、海底付近を漂っていたマンタが急に浮上してきて、目の前で宙返り。
文字通り、手を伸ばせば届きそうな距離です。
何度も宙返りをして、その後、どこかに行ってしまいました。
この後、20分くらいマンタは来てくれず、「体が冷えてきたなー」と思ってると、再びマンタ登場!
なんと二匹います!
このマンタは目の前まで来てくれず、しばらく海底を漂った後に去っていきました。
そしてさらに待つこと5分。「そろそろ終わりか」と思っていると、またまたマンタ登場!
今度は1回目よりも近くに来て宙返りを披露してくれました。
もう、足とかマンタに当たりそうです。
マンタウォッチング中の動画はこちら。
水中にいた時間は、だいたい40分くらいだと思います。
体が冷えてきたので、みんなでボートに上がります。
おわりに
来た時と同様、帰りもミリタリーボートで港に戻ります。
心配してた、娘の初シュノーケリングも特に問題なく、無事こなすことができました。
娘もマンタを見ることができ、大満足のようです。
ミリタリーボートは快調に水面を滑走するのですが、夜風が冷えた体にこたえます。女性や子供はウェットスーツがあった方が良さそうですね。
港に戻った後は温かいココアとスナックを頂きました。
体が冷えているので、温かいココアがありがたかったです。
娘と子供は近くの公衆トイレで着替えを済ませ、車に乗り込みます。
時刻は8時30分くらいだったかな?辺りは真っ暗。
慎重に車を走らせながら、ワイコロアまで帰りました。
以上、マンタツアーでした!
ホームページを見ると、イルカツアーなど、いろいろあるので、またチャレンジしてみたいなと思いました。
※ 本記事は、2019年8月9日から8月17日に行ったハワイ旅行の記録です。
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今回、私もお世話になりました。おススメです。