Happy Holiday Diary

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ハワイ島旅行記 4日目(その1)

さて、本日は8月12日(月)です。今日の予定はキラウェア火山観光!

キラウェアと言えば2018年の噴火で有名になりましたが、今回はそんなキラウェアの現状をお伝えしたいと思います。

キラウェアの現状

キラウェア火山はハワイ島の南東部に位置し、ハワイ火山国立公園に指定されている活火山です。
キラウェアはハワイ語で「吹き出す」とか「まき散らす」という意味があるそうで、名前からも頻繁に溶岩を噴出していることがうかがえます。
最近ですと、2018年の噴火が記憶に新しく、5月くらいから4か月に亘って、溶岩を流出させたそうです。

キラウェアの観光と言えば、溶岩で赤く光る火口や、ドロドロとゆっくり動く溶岩を見るツアー、海に流れ込む溶岩を見るツアーなどが有名だったのですが、2018年の噴火が沈静化してからは溶岩の流出が止まり、上記のような光景は見ることができません。

また、噴火やそれに伴う地震の影響で、いくつか入れなくなっているポイントがありますので、キラウェア観光に行く場合は、事前に最新情報を確認しておくことをお勧めします。

最新情報は以下の国立公園のサイトから入手することができます。

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"Areas now open"と書かれている所が、今行けるところです。

私は事前にキラウェアの観光マップと睨めっこしながら、どこが行けて、どこが行けないのかを下調べしましたが、私的結論としては、「ほとんど行ける」です。

観光マップは、国立公園のサイトからキラウェア火山周辺のマップがダウンロードできます。

サイトの下の方にある、「Hawai'i Volcanoes National Park Map」をクリックすると下記のような地図画像がダウンロードできます。 

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現地のボルケーノビジターセンターで配布しているマップと同じものです。
ワイ島を南東方向から、北西方向を眺めたようなアングルの地図で、飛行機から見るとこんな感じに見えるのかもしれません。
トイレやトレイルなどの情報が書かれているのでとても便利です。

ほとんどの観光客は、ハレマウマウ火口を展望台から見て、スチームベントを見て、チェーンオブクレーターズロードをドライブという感じだと思いますが、これくらいなら全く問題なしです。

ただ、残念ながら見られないものもありますので、変に期待して現地でがっかりしないように、以下に記載しておきます。

  1. Thurston Lava Tube(溶岩洞窟)。よく観光ガイドとかに出てくる洞窟なので行ってみようと思う方もいると思いますが、クローズです。安全に関する推奨事項や駐車プランを見直し中と書かれているので、そのうちオープンしそうですね
  2. ドロドロ流れる溶岩見学。残念ながら2018年の噴火で吐き出してしまったのか、2019年現在、ハワイ島で流れる溶岩を見学できる所はありません。
  3. 溶岩が海に流れ落ちる景色。溶岩が流れていないので、当然ながら溶岩が海に流れ落ちる光景を見ることもできません。

1は近いうちにオープンしそうですが、2、3は自然が相手なのでいつになるか。。。

ちなみに、2018年の噴火はどんなだったのか、国立公園のサイトの動画を見ると、なんとなく理解できます。(英語ですが、ゆっくりしゃべってるし、英語字幕もあるし、なにより映像もあるので理解しやすいです。)

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私はキラウェア頂上の近くで噴火したと思っていたのですが、これを見ると、Pu'u'O'oという火口の東側から溶岩が噴出し、海に流れ込んだようです。

Pu'u'O'oは1983年に噴火が始まった火口で、以来35年も噴火を続けているんだとか。2018年の噴火で、Pu'u'O'oの噴火は止まったとのこと。地球のダイナミズムを感じますね。

ワイコロアからキラウェアまで

前置きが長くなりましたが、前記の通り、2019年現在のキラウェア火山観光状況としては、若干制限があるものの、ほぼ問題なく観光できるレベルということで、我が家はレンタカーでキラウェア観光ドライブに出かけることにしました。

ツアーに参加するか、レンタカーで行くか。流れる溶岩が見えるならツアー参加も良いかなと思いましたが、溶岩は流れてないし、それなら自分で行っても大して変わらんだろうと考え、レンタカーで行くことにしました。(ツアーに参加すれば、歴史だとか植物だとか豆知識的なことを説明してくれるので、より観光を楽しめるんですけどね。。。) 

キラウェア火山はヒロから南西に何十キロか行ったところにあります。ワイコロアからは約156キロの道のりです。

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我が家は朝9時くらいにホテルを出発しました。
今日はよく晴れていて、サドルロードを気持ちよくドライブすることができました。
マウナケアがよく見えます。

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サドルロードからオニヅカビジターセンターへ行く道の交差点付近は、相変わらず望遠鏡建設に反対する人たちのテントがたくさん。道路は通行止めで、オニヅカビジターセンターへは行けません。

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ガソリンが心配になってきたので、ヒロで一度給油しました。

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アメリカでの給油の仕方は、以前のブログを参照してください。

 

ボルケーノ周辺は何もないですし、ヒロで給油と買い出し(水やお菓子など)を済ませておいた方が良いです。 

キラウェアビジターセンター

ヒロから南下して、11号線をひたすらまっすぐ行くと、ボルケーノ(キラウェア火山)に到着します。11号線はキラウエアに向かって登っていく道路ですが、登りと言っても、日本によくある峠道ではありません。ゆるやかに、ひたすらまっすぐ登っていく感じです。
かなりゆるやかに登っていくので、あまり高くまで登った感じはしないのですが、気が付けば標高1213m。空気が少しひんやりします。(日差しは強いので、寒くはありません。)

国立公園の入り口には料金所があります。
普通のレンタカーなら、1台あたり25ドルで、7日間有効となります。

料金所から少し行くと、キラウェアビジターセンターに到着です。我が家はここで昼食&トイレ休憩っです。昼食はホテルで朝作ったおにぎり。ビジターセンターには食べ物が売ってなかった(と思う)ので、おにぎりを持ってきて正解でした。

せっかく来たので、ビジターセンターを少し見学。
建物の外観はこんな感じです。

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建物の中には、火山の見どころを説明する看板やガイドっぽい人がいます。

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この写真の真ん中を拡大したのが以下です。

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「現在、ハワイ島では、溶けた溶岩(という表現が正しいのか分かりませんが。。。)は見ることができません。」と書かれています。

あとは、「とりあえずここ行っとけ」的な看板とか、

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火山周辺の生態系を説明したパネルなんかが展示されています。

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あとは、小さなお土産屋さんもありました。
そして、大きなハワイ島の地図。手前の茶色い部分が、キラウェア火山のある国立公園です。

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真ん中の茶色いのがマウナロアで、さらにその奥の茶色いのがマウナケア。
こうして立体的に見ると、ハワイ島が火山島であることがよく分かります。

さて、いよいよ火口の見学ですが、それは次回で。

 

※ 本記事は、2019年8月9日から8月17日に行ったハワイ旅行の記録です。

 

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今回、私もお世話になりました。おススメです。