ハワイ島旅行記 2日目(その2)
前回のハワイ島ドライブの続きです。
テックスドライブインでマラサダを食べた我々の次の目的地はワイピオ渓谷!
それでは、ドライブの後半をどうぞ。
ワイピオ渓谷
さて、テックスドライブインでマラサダを食べた我々は、ワイピオ渓谷を目指します。
テックスドライブインからワイピオ渓谷は20分弱の距離です。
ワイピオ渓谷は崖に囲まれて海に面した谷で、神聖な力がある地と信じられています。また、この渓谷は「王家の谷」と呼ばれ、崖にある洞窟には古代の王達が埋葬されているそうです。
ワイピオ渓谷に向かう途中、所どころで海が見えます。緑と青のコントラストがキレイです!ワイコロアのある西側は溶岩台地が多く、あまり草木が生い茂ってる所が無いので、なんだか新鮮な感じがします。
しばらく行くと、道の両サイドに路駐(?)している車がたくさん見えてきて、観光地らしい雰囲気になってきました。「もしかして駐車場、空いて無いの?」と思いながら進むと、道路の終点に小さな駐車場がありました。
運よく車が出て行ったので、すかさず駐車。
こちらは駐車場からの景色です。
駐車場から細い道を下っていくと、展望台があります。
こちらが展望台からの景色です。残念ながらワイピオ渓谷上空は雲が出ています。
また、ワイピオ渓谷に向かって右側にはきれいな海が見えます。こっちはキレイに晴れているのですが。。。
展望台から急な坂道を降りていくと、谷の底まで降りることができますが、急斜面(急な所は20度近いとか)なのでレンタカーでは行くことができません。
谷に降りたい人は、専用のツアーに参加するのがおすすめです。(我々はあまり興味がなかったので、展望台までで帰りましたが。。。)
記念写真を撮っているときに、隣にいたガイドさんが説明していた話を盗み聞きした所、谷には数十人の住民がおり、電気やガスなどを使わない、伝統的な暮らしをしているとのこと。
もう少し説明を聞いていたかったのですが、蒸し暑いし、雨がパラついてきたので退散。
どこかの橋
次の目的地は、ヒロにあるクッキーの製造・直売を行っているビッグアイランドキャンディーズですが、ワイピオからヒロまでの道中の橋からの眺めがよかったので紹介します。後から調べてみると、ナヌエ橋という名前らしいです。場所はこちら。
車を走らせていると、橋の進行方向右側にジャングルと川が広がっている光景が見えたので、道路脇の空き地に車を止めて、橋まで徒歩で戻りました。こちらが、橋の上からの景色です。
橋の真下はこんな感じ。南国のジャングルって感じです。
ちなみに橋の欄干はこんな感じで、大人の腰ほどの高さしかありませんので、落ちないように気を付けてください。
橋の反対側は、こんな感じのオーシャンビューです。
我々の他にも、車を止めて写真を撮っているグループがいました。
ちょっとしたビューポイントなのかも知れません。
ビッグアイランドキャンディーズ
ジャングルビューのナヌエ橋からビッグアイランドキャンディーズへは、20-30分くらいの道のりです。
だんだんと建物が増えてきて街中に入ってくると、ヒロの看板がありました。
やっとヒロに到着したようです。
そこからさらに進むこと10分ほど。
ありました。ビッグアイランドキャンディーズ。
ビッグアイランドキャンディーズは、1977年にハワイ島 ヒロで創業された、ハワイ島おなじみのクッキー屋さんです。ツアーの工程にも組み込まれているほど有名なお店で、日本語のWebサイトもあります。
お店に入ると、ウェルカムドリング(?)として、コーヒーと試食のクッキーが頂けます。
コーヒーとクッキーがマッチして、おいしかったです。
店内の雰囲気はこんな感じ。
日本人率高めです。我々がお土産を物色している間も、大きなワゴン車でやってくる日本人のツアーグループが結構いました。
店員さんも日本語が話せる人がいて、試食用のクッキーを持って来てくれたり、商品の説明をしてくれます。
我が家は小一時間ほど、お土産を物色しました。
店内で見つけたクリエイティブな商品がこちら。
“Chocolate Dipped Ika”
イカチョコレート漬け
スルメとチョコレート。奇跡の出会いです。
"Chocolate Dipped Sakura Arare”
桜あられのチョコ漬け
うーん、甘辛くておいしいのかも?
"Chocolate Dipped Mochi Balls"
餅ボールってなんやねん。
Chocolate Dipped Kitty ??
半分チョコに漬かってるよ!
マウナケア山のデモ
こんな感じで、ビッグアイランドキャンディーズを堪能した我が家。お土産も買ったし、試食でおなか一杯になったし、夕食にビュッフェを予約してるしで、そろそろホテルに戻ります。
帰り道はこんな感じ。
マウナケアとマウナロアの間を通るサドルロードを通って帰ります。
サドルロードと言えば、昔はレンタカーで通れない荒れた道だったようですが、今は整備されて広い走りやすい道です。
でも、マウナケアの麓を通るだけあって、2000m前後まで登ります。
日本のように、つづら折れの急峻な坂道を登っていく感じではなく、ゆるやかな登りをひたすら登っていく感じです。正直な所、あまり山を登っている感じはしないのですが、気が付いたら結構な標高になっています。
道はこんな感じです。
標高が高いので、何度か急に雨が降ったりしてきました。
途中、マウナケア山頂へ登るマウナケア・アクセス・ロードとの交差点があるのですが、その近辺にやたらと人がいました。
後で調べて分かったのですが、どうやらマウナケア山頂に建設予定の大型望遠鏡(TMT)に反対の人たちのデモのようです。
下記写真は別の日ですが、テントを張って泊まり込みで抗議をしています。
元々、7月15日から建設に必要な機材を搬入するため、マウナケア・アクセス・ロードは閉鎖される予定だったのですが、デモの影響で長引いているのかどうか。。。
日本語サイトしか見ていませんが、ハワイ州観光局のWebページには、工事機材搬入のための閉鎖としか情報が出ていません。
一方で、すばる望遠鏡のWebページによると、「TMT 建設に反対しマウナケア・アクセス道路を封鎖している人々」と書かれています。
デモにより、当初の機材搬入の計画が遅れているのでしょうか?
我が家はマウナケアに登る計画は無かったので良かったのですが、マウナケア山頂のサンセット、サンライズ、星空観察などを計画に組み込んでいた人は悔しいでしょうね。
2019年10月2日現在も通行止めは続いているようです。
今後、マウナケア観光を予定されている方は、事前にオニズカビジターセンターのWebページをチェックして、道路の状況を事前確認しておくと良いと思います。
最初は、天文台がすでに10個以上もあるんだから、1個くらい増えたっていいじゃんくらいに思っていたのですが、ホテルの日本人スタッフに、「日本人だって皇居に天文台を作るって言われたら反対したくなるでしょ?」と言われて、「確かになー」と納得してしまいました。
いずれにしても、ハワイ島の観光産業や観光客にとってはマイナスでしかないと思うので、早く州政府と反対派の折り合いが付けばいいのですが。。。
※ 本記事は、2019年8月9日から8月17日に行ったハワイ旅行の記録です。
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今回、私もお世話になりました。おススメです。