Happy Holiday Diary

旅行・バイク・自転車、その他楽しいこと

ハワイ島旅行記 4日目(その2)

今回は8月12日(月)に行ったキラウェア火山観光の続きです。

キラウエアカルデラとスチームベント

ビジターセンターで食事&休憩を取った我々は、いよいよ火口見学です。
ビジターセンターから西方向に1Kmほど行った所にキラウエアカルデラの展望台とスチームベントがあります。下の画像の①の所です。

f:id:TDH:20191221211250p:plain

ロータリーっぽくなっている場所に駐車場があります。下はGoogleストリートビューです。写真の奥が駐車場。

f:id:TDH:20191221211321p:plain

そんなに広くないので満車になってないか心配でしたが、数台の空きがあり、無事駐車できました。
仮に満車でも、回転が良いので、少し待てばすぐに空きができる感じでした。

キラウエアカルデラは駐車場から100mほど歩いたところにあります。展望台からの眺めはこんな感じです。目の前にドーンとカルデラが広がります。

f:id:TDH:20191221211412j:plain

こちらの方がよく見えるでしょうか?

f:id:TDH:20191221211433j:plain

上の写真奥の一段と深くなっている所がハレマウマウ火口だと思います。

ハワイ州観光局のサイト(下の写真)によると、2018年の噴火で、カルデラが崩壊したことにより、さらに深く大きな穴になりました。自然のパワーはすごいです。

f:id:TDH:20191221211513p:plain

火口を見た後は、周辺を少し散策しながらスチームベントを見学します。
キラウエアカルデラ沿いにはクレーターリムトレイルという遊歩道が整備されています。展望台から少しトレイルを歩くと、そこかしこで、こんな感じに蒸気が地面から湧き上がっており、これがスチームベントです。

f:id:TDH:20191221211703j:plain

こんな感じで、穴からモクモク出てきます。

f:id:TDH:20191221211734j:plain

この蒸気は、地面に含まれる雨水が地下にある熱い岩で温まって水蒸気となって出てきたものらしいです。蒸気なので、手をかざすと少ししっとりした感じになりますが、日本の火山のように硫黄臭さはありません。 

キラウエアカルデラとスチームベントを見学した後は次の目的地、キラウエア・イキクレーターへ。

チェーン オブ クレーターズ ロード

チェーン オブ クレーターズ ロードはキラウェアビジターセンター辺りから、いくつかの火口付近を通り、最後は海岸まで降りる全長30Kmくらいの道路です。いくつかの火口をつなぐ道なので、「火口の鎖」ということでチェーン オブ クレーターという名前になっています。下の地図の黄色い道がそれです。

f:id:TDH:20191221211838p:plain

チェーン オブ クレーターズ ロードの終点は、海岸沿いのホレイ シーアーチです。
こちらがチェーン オブ クレーターズ ロードの風景。道の左右に溶岩台地が広がっています。

f:id:TDH:20191221211919j:plain

チェーンオブクレーターズロード沿いには、いくつか見どころがありますので、順番に紹介していきたいと思います。 

こんなサイトもあります。英語ですが、チェーンオブクレーターズロードの見どころが紹介されています。

キラウエア・イキクレーター

キラウエア・イキクレーターは、先ほどのキラウエアカルデラのすぐ東側にある火口です。キラウエア・イキは「小さなキラウエア」という意味らしいです。下の地図の④がキラウエア・イキ トレイルヘッドという駐車場で、トレイルの入り口になっています。

f:id:TDH:20191221212052p:plain

こちらがキラウエア・イキクレーターです。

f:id:TDH:20191221212125j:plain

こちらのクレーターは、クレーターの中を横切る形でトレイルが整備されているので、クレーターの中を歩くことができます。写真の真ん中あたり。クレーターの中を横切っている白っぽいラインがありますが、これがトレイルです。

本当ならトレイルを歩きたいところですが、子どもがいるので断念。

ナパウ トレイル

せっかくキラウエアの来たので、溶岩台地の上を歩きたいと思い立ち寄ったのがナパウ トレイル。上のチェーンオブクレーターズロードの地図の⑤がスタート地点です。

さっそく駐車場に車を止めて出発。

f:id:TDH:20191221212240j:plain

奥に盛り上がっている黒い所が溶岩台地の始まり。

手前に鳥が歩いていますが、これはネネ(ハワイガン)という鳥で、ハワイの州鳥らしいです。「ネーネー」と鳴くらしいですが、残念ながら鳴き声は聞けませんでした。
飛べない鳥かと思ってましたが、後で調べてみると雁の仲間で、ちゃんと飛べるそうです。

f:id:TDH:20191221212333j:plain

いよいよ溶岩台地に足を踏み入れます。トレイルはこんな感じ。

f:id:TDH:20191221212417j:plain

荒々しい景色が広がっています。

所どころに、こんな感じで植物が生えています。たくましく生きてますね。

f:id:TDH:20191221212446j:plain

溶岩が冷えて固まった石はガラス質で、下の写真のようにギザギザ、トゲトゲしています。

f:id:TDH:20191221212514j:plain

なので、溶岩台地を歩く場合は、スニーカー必須です。また、不安定な場所で手をついてもいいように、軍手があった方が安心だと思います。
こんなところで転倒したら、血だらけになりそう。。。

こんな感じで20分くらいトレイルを楽しんで、駐車場に戻りました。

ケアラコモ展望台

さらにチェーンオブクレーターズロードを下って行くと、いくつか展望台が現れますが、一番景色が良かったのはケアラコモ展望台(Kealakomo Overlook)です。(上のチェーンオブクレーターズロードの地図の②です。)

こんな感じで、道路から少し歩道を下った所に展望台があります。

f:id:TDH:20191221212615j:plain

この展望台は標高2000フィート(約610m)ですが、途中に樹木などが無いため、太平洋と溶岩台地、溶岩台地の間を通るチェーンオブクレーターズロードの大パノラマが広がります。

f:id:TDH:20191221212638j:plain

ちょっと黒っぽくなっている所は、昔溶岩が流れた所だと思います。溶岩が流れた時代によって色が変わっているので、本当に島が生きてるんだな、と実感します。
しばし、ぼ~っと、絶景を眺めていました。

チェーンオブクレーターズロードは、この後、一気に高度を下げて行きます。我が家はサンセットをホテルのビーチから見たかったので、ドライブはここまでとし、帰路につくことに。(本当はシーアーチまで行きたかったのですが。。。)

サンセット

ケアラコモ展望台の後は、来た道をそのまま引き返す形で、ホテルまで戻りました。
ホテルに戻って、まずは夕食。
メニューは、BBQコンロを使って焼いたソーセージ、素麺、サラダ。

f:id:TDH:20191221212737j:plain

部屋にガスコンロやIHが無く、煮込む調理ができないので、素麺は日本から持ってきたレンジでパスタを茹でるタッパーみたいなのを使って作りました。

そしてお次はサンセットを見に、ビーチへ移動。
こちらがビーチからのサンセットです。キレイな夕日を見ることができました。

f:id:TDH:20191221212809j:plain

そして、こちらがGoProで撮ったタイムラプス動画。

なかなかいい感じですが、太陽が沈むあたりで雲が出てきて、きれいなグラデーションにはなりませんでした。残念。

 

こんな感じで、ハワイ島4日目は終了です。

 

※ 本記事は、2019年8月9日から8月17日に行ったハワイ旅行の記録です。

 

ハワイでWifiルーター使うなら、ALOHA DATA
今回、私もお世話になりました。おススメです。