Happy Holiday Diary

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イギリス紀行 年越し編

こんにちは。
今回のイギリス出張は12月25日~1月3日の日程なので、イギリスで年越しとなります。
海外で年越しなんて、金持ちのすることというイメージがあったので、まさか自分が経験することになるとは。
せっかくイギリスで年を越すので、何か思い出に残ることをしようと思い、その計画と顛末をどうぞ。

 

晦日の計画立案

今回の出張は、仕事の進捗によって休みを取れる日程が流動的だったのですが、特に大きなトラブルもなく、12月31日と1月1日が休みとなりました。
インターネットで年越しイベントを調べると、イギリスの大きな都市では、花火大会やパレードなどのイベントが催されているようです。
ちなみに、年越しイベントを調べる場合、「〇〇 new years eve」(〇〇はLondonなど都市の名前)のように検索すると、その年の年越しイベントやパーティなどの情報が出てきます。

行けそうな所のイベントは以下。

  1. Newcastle:花火大会 (近い。無料。無難。)
  2. エディンバラ:花火大会、ショー、コンサート、パレード (チケット購入必要)
  3. ロンドン:花火大会 だけ??? (ちょっと遠い)
  4. マンチェスター:花火大会 (ちょっと遠い。現地人の同僚がしきりに勧める。)

Newcastleからの移動時間、イベントの大きさを鑑み、第一候補はエディンバラです。
12月30日の仕事終了後、夕食を食べながらBooking.comやExpediaでホテルを探しまくりましたが、良さそうな所はすでに満室です。。。
空いてるのは一泊5万円近くする高級ホテルか、大部屋に知らない人と二段ベッドで寝るようなホステルのみ。
ホステルにチャレンジしてみようかと思いましたが、冷静に考えてみると、「わざわざ自腹でエディンバラまで移動して、年越しを安いホステルで過ごすのもなんだかな~」と思い直し、もっとも無難な地元のNewcastleの年越し花火大会見物にしました。

Newcastleではタイン橋の近くで毎年、年越し花火大会が開催されます。(下記は公式サイトより借用しました。)

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イギリス(世界どこでも??)では、ホテルでも年越しイベントとしてパーティなどが開催されていることが多く、ほとんどのホテルは満室となるようです。なので我々のように、直前にホテル探しをしても、良いホテルは見つかりません。

今回、我々はNewcastleではマリオットに宿泊していたのですが、マリオットでも年越しのダンスパーティが開催されていました。60歳前後(もっと上?)と思われるご年配の夫婦が大勢集まっており、夜中2時過ぎまでどんちゃん騒ぎしてました。

 

ちなみに、同行したメンバの一人はホテルも予約せず、エディンバラ行きを強行してました。

曰く、エディンバラの年越しイベントは午前1時くらいに終了し、その後深夜営業のカフェで時間をつぶしたものの、閉店のため午前3時くらいに店を追い出されて、その後始発の時間まで、道路の片隅に座って時間をつぶしていたとのこと。行かなくて良かったです。

また、翌日のニュースで知ったのですが、マンチェスターでは大晦日の夜、駅で刃物を持った男が暴れて、3人を刺した事件が発生したとのこと。こちらも行かなくて良かったです。

晦日の食事

花火大会は当然ならが午前0時ですので、その前に夕食でも、ということで夕方6時くらいに集合することにしました。
せっかくなので大晦日の夜はイタリアンでも食べようということで、フロントにて何軒かのレストランに電話してもらったのですが、どこも満席で予約できません。
とりあえずタクシーを呼んで、Newcastleの街中まで移動します。

たしかに、どのレストランも満席状態でにぎわっており、入れる感じがしません。
仕方ないのでイタリアンとか洋風な感じのレストランはあきらめて、中華街に向かって歩きます。
狙い通り、やはり中華レストランは空いてました。
いつものごとく、食事の写真を撮り忘れましたが、かろうじて食べかけを写真に収めていました。

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辛かったですが、麻婆豆腐がおいしかったです。

花火を見る以外、特に予定もなかったので、極力店内でのんびりしていたかったのですが、「そろそろ、花火の場所取りをした方がいいんじゃないか」ということで、22時半くらいに店を後にして、徒歩で川沿いまで移動します。

花火とは全然関係ないですが、こちらはタイン川までの移動中に見た観覧車。

歩行者天国の中にクリスマスシーズンだけ設置されていると思われますが、手作り感がすごく、結構な速さで回っていました。ちょっとした絶叫マシンです。

花火鑑賞

前日の内に、ローカルスタッフの同僚におすすめのポイントを訪ねた所、タイン川沿いのキーサイドと言う通りで見るのが良いとのこと。
キーサイドは、タイン橋とミレニアム橋の中間にある、タイン川北側の道です。

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が、我々はミレニアム橋とのセットで花火を見たかったので、そこから少し東側に移動し、ミレニアム橋北詰の通りに陣取りました。
我々が陣取ったのが23時前くらい。
まだ、それほど人は集まっていません。
日本だと、ゴザとかイスとかをセッティングして場所取りする人でごった返してそうですが、土地が変われば人も変わるということで、難なく一番前(川沿い)の場所をゲットすることができました。

我々の背後には、おしゃれな感じのカフェ兼バーがあり、若者が楽しそうに飲んでいます。
気温は一桁台で、それなりに寒いはずなのですが、結構な数の女性が、ノースリーブとか薄手のドレス姿で頑張っています。しかも、オープンテラス席でビール飲んでるし。。。
何かの罰ゲームかと思ってしまいますが、きっと勝負服なのでしょう。見てるだけで寒くなります。

時間はやっと23時40分。
気が付くと、タイン川沿いの道は、ほとんど人で埋まっています。
そして、いよいよ年明けまで数秒。
突然花火が上がりだしました。みんなでカウントダウンとかするのかと思っていたのですが、突然花火が始まっていビックリ。

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花火の動画はこちらです。

その後

花火はだいたい3分くらいで終わってしまいました。(みじかっ!)
花火が終わると、みんな蜘蛛の子を散らしたように、去っていきます。
我々も疲れたのでホテルに戻ることにしました。

タクシーを捕まえるため、徒歩で駅に向かったのですが、これからクラブに繰り出す若者がすごく多かったです。さすがパーティータウン ニューカッスル
突然、道端でシャンパンファイトしだすハイテンションなヤツとかもいました。一緒にいた彼女さんは、かなり引いてる感じでした。

タクシーが捕まるか心配でしたが、駅に着いてみると、客待ちのタクシーが数台いて、待ち時間なく乗ることができました。

そして、無事ホテル到着。
本当は初詣に繰り出したい所ですが、さすがに神社は無いので、あきらめて部屋飲み。

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こんな感じで2019年の幕開けでございます。

 

 

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私のスマホはファーウェイ Honor9(楽天モバイル)ですが、普通に使えました。