Happy Holiday Diary

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イギリス紀行 エディンバラ編 その1

2018年はイギリス出張ラッシュ。しかも1回あたりの滞在期間が1-3週間だったので、仕事の無い週末は暇してブラブラしてました。しばらく、そのネタを書きたいと思います。
と言っても、拠点はニューカッスル(New Castle)だったので、大多数の人には役に立たない情報と思われます。。。

今回は週末に日帰りで行ったエディンバラを紹介します!

 

ニューカッスルからエディンバラへの行き方

まだ正月気分残りまくりの1月4日、セントレアからニューカッスルへ出発です。直行便はなく、セントレア→(JAL便)→羽田→(JAL便)→ヒースロー→(BA便)→ニューカッスルという工程で、自宅出発から現地ホテル到着まで、約24時間かかってしまいます。
はっきりいって、遠いです。
2018年イギリス修行の始まりです。過酷でした。。。

まず初めに、ニューカッスルの場所から。
ここにあります。イギリスの真ん中よりやや北側です。

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1月4日の夜9時(日本時間は5日の朝6時)くらいにホテルに到着。
近くのスーパーマーケットで水やビールを買い込み、部屋でさっそくビール飲んで爆睡。

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1月5日(金)は仕事。
1月6日(土)、7日(日)は休日なので観光に充てました。
土曜日のホテルを変更するのは嫌だったので、日帰りが基本方針です。
どこに行こうか迷いましたが、ロンドンは電車で片道3時間以上。日帰りは無理です。
エディンバラなら片道1.5時間で行けそうなので、エディンバラ観光に行くことにしました。
エディンバラまでのルートはこんな感じです。特急一本で簡単に行けます。
ここでもGoogle mapが大活躍。どの電車に乗ればいいか簡単にわかります。

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イギリスでは現地SIMを購入して通信環境を確保しました。
私はいつも、ヒースロー空港でトランジットする際、ターミナル5の入国審査とかがあるフロアにSIMの自動販売機があり、そこで購入してました。
ちなみに私のスマホはファーウェイのHonor9(楽天モバイル)です。

New Castleの駅はとても威厳ある感じの建物です。
日本の駅って、近代的な建物が多いので、ヨーロッパの古風な建物を使った駅は雰囲気があっていい感じです。

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中に入って切符を買おうとしましたが、自動券売機ではなぜかクレジットカードでの決済ができず、断念。
「やっぱり最後は人間だな」ということで、人がいる切符販売の窓口へ。
無事、往復のチケットを買うことができました。

ホームはこんな感じになっています。雰囲気があっていいですね。

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我々が乗るのは、8時47分発の列車。10時24分にエディンバラに到着予定です。
無事、列車に乗って出発です。

列車の右窓側の席に座りました。
車窓からは、牧場や畑、海(北海)などが見えます。イギリスは急峻な山がほとんどなく、どこに行っても、なだらかな丘陵地帯が広がっています。

途中、原発が見えました。日本では、電車から原発が見えるのはレアなんじゃないかと思い、パチリ。Torness Nuclear Power Stationというらしいです。

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車窓を楽しんでいるうちに、エディンバラに到着しました。

ここで少し、エディンバラを解説。
まず、イギリスはイングランドスコットランドウェールズ北アイルランドで構成されており、それぞれの地方に各地方の首都があります。エディンバラは、スコットランド地方の首都となります。

電車に乗っている間、どこに行こうか考えていたのですが、スコットランドと言えばスコッチウィスキーということで、Scotch Whisky Experienceに行くことにしました。
Scotch Whisky Experience(以下、ウィスキー博物館)は、エディンバラ城のすぐ近くにあります。
駅から徒歩15~20分くらいだと思います。
駅から出て、少し東方向に歩くと、まだクリスマスマーケットが開かれていました。

 

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ブラブラと売っている物を眺めながら歩きます。
そのうち、急な坂道になってきて、丘を登る感じの道になります。
丘の頂上にはエディンバラ城があるのですが、エディンバラ城への参道(メインストリート)にウィスキー博物館があります。

スコッチウイスキー博物館(Scotch Whisky Experience)

これがウィスキー博物館の外観です。

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ウィスキー博物館では、スコッチウィスキーの歴史や地方毎の香りの違いを学び、世界最大のウィスキーコレクションを見学、そしてウィスキーの試飲を楽しめます。

そのほか、食事つきツアーなども用意されていますので、詳細はこちらをご覧ください。
我々は約1時間のSilverツアーを申し込みました。
無料の日本語音声ガイドをレンタルできますので安心です。
(正直な所、説明の英語は早すぎで理解不能でした。。。)

シルバーツアーの概要

ツアーの最初は、樽を切り取ったような形をしたゴンドラ(遊園地の乗り物みたいなの)に乗ります。
するとゴンドラがスタートし、様々な仕掛けの中を通過して、まるで自分がウィスキーとして醸造されている気分になります。この時点では、「あれ?ちょっと失敗したかな?」とか不安に思いながらゴンドラに揺られていました。
だいたい10分くらいでゴンドラは終了して、次は製造過程や樽作りなどの展示見学です。
所どころ、壁に猫のシルエットが描かれています。

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なぜ猫と思われるかも知れませんが、昔はウィスキーやビールの製造元で猫が飼われており、ウィスキーキャットと呼ばれていたそうです。ウィスキーやビールの原料となる穀物はネズミや鳥の餌となるため、これらの動物から原料を守るための害獣駆除を目的として猫が飼育されていました。

現在ではネズミに悩まされることはほとんどなくなりましたが、それでも伝統的にウィスキーの製造元では猫が飼われており、マスコットとなっています。
昔、MASTERキートンで読んだウィスキーキャットって本当にいたんだ、とテンションが上がってきました。

そして次は、シアタールームに入ります。
シアタールームのスクリーンは湾曲しており、席から見ると180度すべてがスクリーンのような感じがします。
スコッチウィスキーは地方によって特徴的なフレーバー(香り)があり、大きく分けて以下の4つです。

  • Lowland
  • Highland
  • Speyside
  • Islay

これらの4つのフレーバーの説明やそれぞれの地方の美しい風景などをムービーで説明してくれます。
スコットランドの美しい自然が印象的で、個人的にはこのムービーが一番感動しました。
時間があれば、スコットランドの自然を見て回りたいです。
(仕事引退してからでないと、無理そうですが。)

そしていよいよ試飲の時間。
一人ひとりにテイスティング用のグラスが渡されます。(このグラスは記念品として持って帰ることができます。)

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その後、4つのフレーバーの中から、好きなフレーバーを一つ選択し、テイスティング用のグラスにウィスキーを注いでもらえ、世界最大のウィスキーコレクションを見ながら、ウィスキーを楽しみます。
この人が集めたコレクションらしいです。

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こんな感じでずらりとウィスキーが並びます。
圧巻です。

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レストラン

ツアーを終えると、レストランがあります。こんな感じでおしゃれです。
(下記の写真は、オフィシャルホームページより引用)

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食事をしたり、ウィスキーを飲んだりすることができます。
4つのフレーバーをテイスティングすることもできます。
下記写真のテイスティングセットを注文し、一緒に行った3人でシェアしながらウィスキーを楽しみました。

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こんな感じでほろ酔いの幸せ気分でエディンバラ観光は始まりました。

次回、エディンバラ城観光に続く。

 

イギリスで現地SIM使うなら、EEがおすすめです。
私のスマホはファーウェイ Honor9(楽天モバイル)ですが、普通に使えました。